WP Multibyte Patch

「WP multibyte Patch」は、日本語でWordPressを使用する際に起こる不具合のほとんどを解決してくれるプラグインです。しかも、細かい設定などは不要で、ただプラグインを有効化しておくだけでOKです。

この記事では、「WP multibyte Patch」を導入することで具体的にどのような問題を解決してくれるのかを解説していきます。

なぜWordPressを日本語で使用すると不具合があるのか?

それは、アルファベットと日本語の文字の性質の違いにあります。

英語圏で使用させる「abcde…」などのアルファベット文字はシングルバイト文字、「あいうえお・・・」などの日本語の全角文字などは、マルチバイト文字と言います。

そして、WordPressは、英語圏のアルファベット向け(シングルバイト文字向け)に作られているので、日本語(マルチバイト文字)で使用すると、ところどころに不具合が発生します

「WP multibyte Patch」が解決してくれる不具合

ここからは、WordPressを日本語(マルチバイト文字)で使用すると具体的にどのような問題が起こるのか?を解説します。

また、ここで解説する内容は、「WP multibyte Patch」を導入することで解消されることでもあります。

「WP multibyte Patch」が解決してくれる具体的な不具合を紹介します。

投稿抜粋文の短縮不具合を解消

記事を投稿した際に、新着記事一覧やカテゴリーなどに、文章の一部が抜粋されます。その際に、WordPressでは、単語間をスペースで区切って文字数をカウントしています。ですが、本文が日本語の場合は、単語のスペース区切りが見つからず、自動抜粋により投稿がうまく短縮されません。「WP multibyte Patch」では、この投稿分の自動抜粋の問題を修正します。

文字数カウントの修正

WordPressの投稿や固定ページで記事を作成すると、左下に記入した文字数が表示されます。この文字数が正しく計算されない不具合を解決します。

検索で全角スペースを認識しない問題を解消

検索の際に、全角スペースがスペース(文字列の区切り)として認識されません。「WP multibyte Patch」では、この全角スペースをスペース区切りとして認識しない不具合を解決します。

トラックバック/ピンバックの文字化けを修正

現在(2017年11月)の WordPressは標準文字コードにUTF-8を使用しています。そのため、UTF-8意外の文字コードを使っているブログやサイトなどからトラックバックを受けると文字化けが発生します。 「WP multibyte Patch」では、この文字化けを解決します。

文字コードUTF-8とは?
UTF-8とは、「8-bit UCS Transformation Format」の略称で、コンピュータ上で、文字列を利用するための規格の1つです。各文字ごとに数字が割り当てられていて、例えば、「あ」という文字には、「E38181」という数列が割り当てられています。
トラックバックとは?
トラックバックというのは、あるサイトの内容を別のサイトで引用したり、関連する内容の記事を書いた際に、元サイトに対して「記事の一部を引用しましたよ~!/関連記事を書きましたよ~!」とお知らせする仕組みのことを言います。

ピンバックの不具合を修正

UTF-8 以外の文字コードを使っている他のブログからピンバックを受けると本文の抜粋が空になる不具合を修正します。

ピンバックとは?
ピンバックというのは、あるサイトから別のサイトにリンクを貼った際に、リンクを貼ったサイトに「リンクを貼りましたよ~!」とお知らせする仕組みのことです。
トラックバックとの違いは、WordPressブログのみに有効であることや、記事本文内で貼ったリンク先に対して通知をする(トラックバックは、任意のURLに対して通知をする)ことなどがあります。

メール送信の文字化けを修正

WordPressでは、UTF-8でメールを送信するので、JIS(ISO-2022-JP)を使用する携帯メールやメールクライアントで文字化けが発生します。「WP multibyte Patch」は、送信メールのエンコーディングをJIS(ISO-2022-JP)、UTF-8から選択できるので、文字化けの発生を防ぎます。

ファイル名の日本語部分の変換不具合を修正

ファイル名の日本語(マルチバイト文字)部分が変換されずにアップロードされる不具合を修正します。

「WP multibyte Patch」の導入

WordPress管理画面の左メニューより、「プラグイン>新規追加」をクリックします。

プラグインの検索窓に「WP multibyte Patch」と入力し、キーボードのエンターキーを押します。

「今すぐインストール」を押してインストールが完了したら、「有効化」をクリックすれば、導入は完了です。

「WP multibyte Patch」の設定

「WP multibyte Patch」は、インストール・有効化するだけで使用できます。特に、細かい設定等はありません。

「WP multibyte Patch」の使い方

「WP multibyte Patch」は、インストール・有効化するだけで使用できます。特に、細かい設定等はありません。

まとめ

「WP multibyte Patch」はインストールしただけで使用できます。日本語でWordPressを使用するのであれば必須のプラグインなので、必ずインストール・有効化しておきましょう。